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田中先生の死。。。3/5

先生のプロフィールに、(-2013)との文字をみつけたときから。。。

田中先生の死。。。3/5_e0248336_2143278.jpg


1月末ころまで開催の
青森でのコレクション展



いきたかったのだけれども
今年に入ってから、ただ、ただ、忙しく過ぎて。。。

江戸から昭和期にかけての古い衣類や民具の収集・保存に尽力した青森市の民俗研究家田中忠三郎さんが5日午後、喉頭がんのため同市内の病院で死去した。79歳だった。

 青森県むつ市出身。布が貴重だった時代に農家がつぎはぎを繰り返して大切に使った古着「ぼろ」など、県内に残る民俗資料に早くから着目。各地の集落や古民家を回るなどして収集を進めた。学術的価値が高く評価された786点は、1983年に国の重要有形民俗文化財に指定された。収集品の一部が黒沢明監督の映画に衣装として提供されたことでも知られる。

 青森市の和菓子店「おきな屋」の元社長で、生前親交の深かった斉藤葵和子(きわこ)さん(69)は、山奥の旧家に足しげく通い、顔なじみになって古着を譲ってもらうなど、収集に労を惜しまなかった姿が印象に残っている。古美術商が自宅に買い取りに来ることも珍しくなかったが、そのたび「これはただでねえもんなんだ」ときっぱり断っていたという。「青森の田舎の風土がたまらなく好きな人だった。大学で学ぶような知識ではなく、感性に突き動かされた人だった」

 講演や展示会では、何世代にもわたって県内の農山村に受け継がれてきた生活用具の大切さを訴え続けた。平川市在住のコラムニスト山田スイッチさん(36)は、よく「ものには心がある」と聞かされたといい、「黙っていれば捨てられてしまうものが、実は大切な文化なのだと早くからわかっていた。何とか残したいと思っていたのでしょう」としのんだ。

(2013年3月6日 読売新聞)

「美の壷」

先生とは、
一昨年の夏、
ねぶたで暑い、青森でお会いした。。。

コレクションが詰まった
倉庫をたずね
そのときふと手にした、古いブラウスと
先生の着ていた縞のシャツを
これに刺してみたらと、いただいた。。。

。。。いまだ、手をつけられずにいる。。。

そのシャツを刺せたら、
先生に遇えるだろうか。。。


ご冥福をお祈りします。。。
by noranekokurokuro | 2013-03-27 02:25 | 日日

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